【第38回全国城下町シンポジウム 豊橋大会】2019年06月30日(日)

【公益社団法人姫路青年会議所からのお知らせ】

6月28日(金)〜6月30日(日)に豊橋市内にて、第38回全国城下町シンポジウム 豊橋大会が執り行われました。
公益社団法人姫路青年会議所からも現役会員が多数参加されました。

【全国城下町シンポジウム】
1982年7月17日、全国の城下町に住む青年が、“城下町でのまちづくり”を共通のテーマから市民主導型のまちづくりを目指し「見直そう城下町 創り上げよう昭和の遺産」のスローガンのもとに長野県松本市に集結しました。

「ほぼ400年以上の歴史を持つ私達の住む城下町は、いま大きな試練に立たされています。市民の道標であるべき天守閣は、高層ビルディングの谷間に埋もれようとしています。歴史の風雪に耐えてきた建造物はしだいに姿を消し、文化遺産である地名は捨て去られようとしています。地域の特色ある産業に支えられてきた豊かな生活の実現は、極めて困難な道をたどりつつあります。しかし、城下町特有の景観や地名を、子供たちを含む市民の多彩な運動で再評価し、生活に生かすことが、これからのまちづくりに物心両面から重要な手がかりになることは明らかです。城の石垣、濠の水に映る緑、小路のたたずまいは、技術革新の時代、高速道路、空港やコンピューターの時代と矛盾しあうものではありません。400年以上の城下町の歴史で培われた市民の文化は、地域産業の新しい発展にとっても、かけがえのない遺産であり価値です。」(第1回シンポジウム宣言文抜粋

以降「全国城下町シンポジウム」は、全国の城下町の青年達が一堂に会し、地域(まち)の人達とともに、地域(まち)の持つ可能性を見いだすための機会とし、全国城下町青年会議所連絡協議会主催により、年1回開催されています。

【スローガン概要】
城下町の神髄は何でしょうか。

豊橋の魅力は何でしょうか。

それを、世に発信する場合は、何が世にとって利点となるのでしょうか。

豊橋吉田城の歴史、東三河の地域の特性や歴史を語る上で、流動性というキーワードが必ず浮上してくると考えます。

東西の文化や人の交流点、南北の文化や人の交流点として、絶えず流動があったこの地域は、何を大切にして、何を変えてきたのでしょうか。

時に変化の波で、かつての面影が姿を変える場合もあります。しかし、変化することは、決して悪いことではありません。変化は、進化です。

進化だと認識できる本質を抽出し、世に発信することが、新しい価値の創造につながると考えています。

そして、古来の魅力を抽出するだけではなく、これからを見据え、流動をもとに、新たな魅力を発信する必要性もあります。

未来向けたメッセージこそ大切だと考えています。

流動とは、これからの時代へ向かう意味も含めています。

以上の観点から、「流動(=移り変わること)」という言葉を、選びました。

下記公式ホームページURLを是非ご覧ください。

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[記事:広報委員会 井寄良紀]

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